DDTでD言語を書こう

D言語IDEは、まだまだ発展途上と聞いていたけど、
ないよりは、ましだと思って、DDTを使うことした。

1. DMDをインストールする。

Macの場合は、http://dlang.org/から、dmgをDLして入れるがよろし。

brew install dmd


このように、Homebrewからインストールしたいところだが、DDTのビルドが通らないので素直にdmgからインストールすることを勧める。

2. DUBをインストールする。

DUBは、JavascriptのGruntのようなツールで、ビルドやライブラリの管理をしてくれる便利なやつ。

brew install dub

3. Eclipse Keplerをインストールする。

DDTは、EclipseのPlug-inなので。

4. DDTプラグインEclipseにインストールする。

https://code.google.com/p/ddt/に記載されているとおり、Update Sitsで入れる。

5. Eclipseコンパイラを設定する。

`Compiler system Library`に、`druntime`と`phobos`のソースを追加しないと、Ctrl+Spaceがうまく動かない・・このっ!!

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6. EclipseにDUBのパスを設定する。

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7. プロジェクトを作成する。

Dubプロジェクトを選択して作成する。
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8. app.dファイルを作成して、Helloしてみる。

普通にファイルを作成する。

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ソースは、これだけ。一見、Javaっぽいね。

import std.stdio;

void main()
{
    writeln("Hello, world without explicit compilations!");
}

Ctrl+Spaceも効いてるようだ。
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F3もOK。
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8. 実行してみる。

`Run As > D Application`で実行。
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コンソールにHelloされたっ
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9. よくわからないけど、Debuggingもできるようだ。
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まとめ

これだけできれば、もう困ることないな。